V型6気筒の特徴

最近の自動車のエンジンの中で、V型6気筒という形式を良く耳にします。このエンジンの形式は、その効率や安定性が従来のエンジンに比べ非常に高いといわれています。
その特徴はまず、シリンダーを左右3気筒ずつにV型に角度をつけて配置するので、回転時の振動が左右異なり打ち消しあうことで抑えあう形になります。直列6気筒はシリンダー内の動きがみな上下方法で一律なので、上下への振動が起きやすい構造です。それぞれのシリンダーはタイミングが別なのでそれほど大きな差にはなりませんが、全く異なる方法に動く場合に比べ、振動は大きくなります。
また、左右にシリンダーが振り分けられるため、これを動力として伝えるクランクシャフトが短くでき、エンジンがコンパクトなものにできるのです。その為、同じ排気量でも直列に並んだ直列6気筒に比べ、エンジンが小さくかつ振動の小さいエンジンにすることができます。
さらに、エンジンが小さいということはその材料費も少なくて済むので、エンジン自身の費用も安く済みます。その為、コストが非常に重要視される日本の自動車業界では、このエンジンの形式を採用しているところが増えています。
ただし、エンジンが小さくなるデメリットとしては、発熱量が大きいという点があります。したがって、エンジンの冷却効率を高くするように冷却方法を考慮する必要があります。

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